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ご挨拶

ご挨拶

 弊社は、1939(昭和14)年5月2日の創立以来、川崎と共に歩んでまいりました。揺籃期には、全国から集まった工場労働者向けの住宅供給で、短期間で社業は大きく発展しました、しかし、戦災により会社資産の多くを失うという苦難に遭い、戦後は土地区画整理など復興関連事業を主として社業再建に取り組みました。その後、住宅供給という創立以来の社会的使命を果たしながら、高度経済成長期を経て、1990年代のバブル経済崩壊に際しても、安定的な経営を継続して来ました。2000年代に入ってからは、市街地再開発事業への参画など、まちづくりにも積極的に取り組みながら、事業の領域を拡げるべく、挑戦を続けております。
 今日の弊社があるのは、先人らの労苦の賜物であることと同時に、主要な事業基盤を有する地元、川崎の皆様のご理解とご協力のゆえであります。川崎のまちの発展と共に、弊社も発展し、また、川崎の皆様と共に、弊社も苦楽を分かち合ってまいりました。現在弊社は、全国各地に事業展開を進めながら、社業の一層の成長を目指しておりますが、創業以来変わることの無い中心的事業拠点である川崎の発展のため、これからも、私共に与えられた役割を果たして行く所存であります。そのために、「良質な賃貸不動産の供給により、お客様の生活と事業をサポートすること」を会社の具体的な使命として掲げ、「人々の幸せのために仕える」との経営理念に基づいた、事業展開を引き続き進めてまいります。
 現代における社会の変化のスピードは速く、ITなどの技術も日進月歩を遂げております。また、日本においては、人口減少が止まることなく、高齢者の増加や子供の減少など、人口構成も大きく変わりつつあります。加えて、グローバル化の波は、好むと好まざるとに関わらず、日本社会にも押し寄せています。弊社は、このような社会環境の変化にも柔軟に対応し、常にお客様にとって最善の選択肢となる、良質な商品とサービスを提供するため、役職員一同、日々創意工夫と研鑽に取り組んでまいります。お客様、取引先の皆様、株主の皆様、そして、川崎をはじめとする弊社が事業拠点を有するまちの皆様におかれましては、引き続き、ご支援とご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
川崎住宅株式会社  
代表取締役社長   
 簑口 昌明